技術教材

現役経営者時代に単なる宣伝でない、まともな技術資料の必要性を痛感し、 公開してきたものに加えて、 引退後書き加えたもののうち、 電線に関係することになった人々を含めて、 一般の方々にも役立ちそうなものを順次公開してゆきます。

もともと社内教材ですから、 専門書には書けない実務的題材で、 実務書もないか、あっても書かれていない問題を、 実践的かつ理解しきれるように書く努力をしてきました。

実務には計算(コンピュータプログラミング)が不可欠ですが、 すべて無償で使えるツールだけで書いてあります。 富と権力の集中に加担したくはないですから。 人類にとって重要なのは日本では失われつつある多様性と公平なチャンスです。

例え一人でも、見付けて良かったと思っていただければ幸いです。 中にはオーディオ・マニアお好みの表皮効果などの伝説と矛盾する話題もありますが、 自分のお金で楽しむ人々の楽しみを奪う気はありません。 技術が必要な方、技術を理解したい方だけを対象にします。 「相対論は間違っている」といった本も楽しみの範囲なら許されるかもしれません。 ただ、生前の江川三朗さん宅でお会いした 「我々も生きてゆかねばならない」と主張する 『ご商売』に生きる人々を援護をする気はありません。

原稿量が多いので、毎週、どこか変わる程度のペースで追加してゆくつもりですが、 ご希望があれば優先順位を変えるかもしれません。

いつ、どこまで公開するかは、 関係者の今後の動向次第になりますが、設計や測定技術以外に、 思いつくのが難しい生産技術、 実務を引き受ける企業現場の経営問題なども書くべきかと思っています。 こういった問題で苦労している方々には、 ご相談に応じることもできますので、 ご連絡ください。 原則として、無償で対応していますが、 『自分で勉強して実務を引き受ける気はないが、 お金で解決』という大企業病の従業員はお断りしています。

平林浩一